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さよなら、ありがとう
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作詞 からしょみゃむ |
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溢れ出すこの想いを
どこにぶつければいいんだろう
どうすれば君に伝わるか
どうすれば君が笑うか
そんなことばかりを考えて
だから隣に君がいるだけで僕には充分だったんだ
過ぎ行く時間の中で
僕は気づいていた
もう望みがない事も
未来は変わらないという事も
それでも僕は離せなかった
最低だ、と苦笑した君が
何故かとても美しくて
嬉しさの中にいつからか
後ろめたさが混じり始めて
君の言葉が重りになった
いつからか消えた気持ちは
戻る兆しを見せてはくれなくて
過ぎ行く時間の中で
押し潰される日々
もう限界だったんだ
明るい未来なんてなかったんだ
貴方は優しすぎるから
その優しさは私を突き刺す凶器になった
どうすれば良かった
なんて答えのない質問を
君にぶつけて
言いたい事は最後まで
隠し続けた
だって君は傷ついてしまう
こんなにも僕に負い目を感じて苦しんでるのに
これ以上責める事なんて出来なかった
責めてよ、もっと
なんて自分勝手な戯言を
君にぶつけて
どうしようもない息苦しさから
逃げたかった
息苦しくて息苦しくて
君の幸せを祈るより自分を優先してしまう
私のこの醜い心が君をこんなにも傷つける
最後まで僕は
君を傷つけられないまま
最後まで私は
君に笑顔を見せないまま
君が好きでどうしようもない僕は
自分勝手で最低最悪な私は
お互いをただ傷つけて
ごめんね。ありがとう。
最後の一言は、同じだったから
それだけで良しとしよう
無駄なんかじゃないと
必要な時間だったと言い聞かせて
胸の痛みと共に
ほら、歩き出そう
いつかきっと、また会えるから
その時は、笑顔で...
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