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青
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作詞 Aim |
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雨の降り続く世界で
誰に問うでもなく独り呟く
「生きるとは何ですか」
弱い声は闇に包まれて消えた
何かを欲しがって求めても
捨ててきたのは僕なんだ
いつになっても見上げた空はきっと青いのに
雨を降らす弱い自分
暗く淀んだ部屋で
温もりを求めて独り呟く
「愛とは何ですか」
のばした手は虚しく空を掻いた
誰かに与えられてばかりでも
選んできたのは僕なんだ
どこへ行っても見上げた空はきっと青いのに
雲をかける弱い自分
冗談にもならないような日々
僕を縛っていたのは僕自身だった
半ば外れかけの鎖を
ようやく振り切って新しい地を踏む
風は誰が運ぶのか
笑えない日々を笑い飛ばして
すがりついていたものの小ささを知る
よかった
ここから見える空は青い。
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