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霧雨が降った森で傘を閉じる
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作詞 幸音 |
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真相を知るために、私は
電車に揺られながらある村を目指す
黒ずくめの管理人
小生意気なセーラー服
正義感溢れる警察官
昔に置いてきたはずの記憶の片隅に
思い出してはならない声が木霊する
「おいで、おいで」と私を呼ぶ声が
心に響いて痛むんだ
幼かった頃、約束をしてしまった
大切な君を、守るためならば
ほら、泣かないで
もう、大丈夫だから
泣きじゃくる君に手を差し伸べる
私がいるから安心して、さぁ森を出よう
君がくれた、光り輝く石が
私を温めて、守ってくれる
例え約束を果たしに森へ無意識に行っても
この石がきっと私と君を救ってくれる
子を無くした母親の、名も無き哀れな姿
今日も私を求めて襲いに来る
霧雨が降る森の、君とのあの日の思い出
人生を狂わせようが、何があろうが
黒ずくめの君の刀と、その青白い石が
きっと私達を結んでくれるでしょう
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