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うらはら
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| 作詞 杏仁豆腐 |
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もつれ話さけようと口が重く
詫びるだけで伏して押し黙る
反す言葉さえぎったドアが冷たい
もう部屋にはあの女性(ひと)の香り
想い出深いマンションあとに
メールを送るの
“黙ってひきます”
心うらはらいい女の手本
すがる気持ちは抑えて
“指輪かえします”
心うらはらいい女を気どる
それがせめての手向かい
駅へいそぐ未練は残さない
聞き分けいい女でいさせて
細い肩を包むよう腕をまわし
ふたり歩いた景色も見納め
これが最後の駅前通り
馴染みのメール音
“優しさがつらい”
心うらはらいい女いつわり
すがる本音が胸をつく
“指輪はもっていろ”
心うらはらいい女は損ね
涙こぼれて泣き崩れ
足がとまる面影はなれない
あなた好きの女でいたかった
駅へ向かう重荷はイヤだから
聞き分けいい女でいさせて
駅が遠いこころは正直で
あなた好きの女でいたかった
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