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8月17日
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作詞 狼谷 亮 |
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可愛いかわいい小さな君は
突然、本当に突然目の前からいなくなった
昔の人はよく言ったものだ
胸が張り裂けそうだって、本当なんだ
ずっと一緒だと思ってた
君を幸せにする覚悟がようやっとできた
いなくなったのはちょうどその時
家族みんなが泣いていた
母も妹も涙を流して
父は、君に捧げるようにビールを飲んでいた
あのとき気づいていたら もしかして
何かできたならきっと
「仕方がない」が胸に食い込んで
何故か寒くて 布団にくるまって泣いた
お腹が空いたのかと思ってカレーを食べた
けれど、芯が暖まらない
泣いて眼を腫らしても
言葉にして吐き出してみてもまだ
受け止めてくれる人が現れるまでは
暖かい涙を流したら
穴が少しだけ埋まって、眠れた
涙をふいたティッシュが布団を埋めたから
ゴミ箱に捨てて、布団に潜った
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