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うざ晴らし委員会
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作詞 白い桜 |
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晴らしたいうざはありますか
我らうざ晴らし委員会
晴らしたいうざがあるのなら
あなたのうざを晴らしましょう
なんなんだこの集団は
とにかく警察呼びましょう
いやいやちょっと待って待って
怪しいものではないですよ
もし個人的な悩みなら
叶えたいことをこの紙に
晴らしたい相手いるならば
名前と末路をこの紙に
『どうしようかな・・・』
戸惑いながらも私は書いた
私に友達をください
「友達ですね 分かりました」
「何人ですか」「二人程」
登校中拾った小物
一人「かわいい」とやってきて
もう一人「拾ってくれて ありがとう」
友達が二人出来ました
ただのまぐれかもしれないが
友達出来たのは事実だ
ありがとう何とか集団さん
お陰で友達出来ました
大した事ではないですよ
何かあればまた連絡を
毎日いじめてくる男子
この前は席を無くされて
その前は水をかけられた
私はあの集団呼んだ
『晴らさせてください』
半泣きしながら私は書いた
○○君殺してください
「○○殺す 分かりました」
「どう殺りますか」「事故死です」
次の日先生言ったんだ
○○君が事故で死んだ
あの人たちは本物だ
そう思った瞬間だった
ただのまぐれではなかったと
今日この日気づかされたんだ
○○ちゃんは独りになり
○○先生飛び降りる
○○さんは交通事故
○○君は大怪我して
○○ちゃんは自殺した
私はひとりこう呟く
『私は 神だ』
委員会はこう言ったんだ
「勘違いしないでください」
「あなたは神ではありません」
「苦しみ もがき 死になさい」
針に刺されたような痛み
呼吸さえまともに出来ないで
体が溶けるように熱いんだ
誰かが見てるような気がした
思い違いかもしれないが
私はその方向を見た
今まで呪った人達が
全員その場に立っていた
ただ静かに恨めしそうに
全員私を見下ろした
「ごめんなさい 助けてください」
死ぬまで私そう叫んだ
・・・という夢を見たの・・・
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