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I Love You
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| 作詞 たけい |
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臆病蹴飛ばし 少年は
雲に覆われた空を見て言う
「月が綺麗だね」と
見えない月を探す 少女
光がかすかに見えてきた
「わたし、死んでもいいわ」
地球儀につまづき
転んでいたら朝がきた
何周回ったかもわからない
その地球儀の上で
気づけば少女はもういない
後悔の海で泳ぎ疲れて
息継ぎとして夢を見た
少年はまだポケットの中
純白なウエディングドレスには
見えない小さな染み
地球儀につまづき
転んでいたら夜がきた
何周回ったかもわからない
その地球儀の上で
黄色い鳥が飛んできて
2人に静かに語りかける
「文豪はI love youを
月が綺麗だと、
死んでもいいわと、
和訳していった」と
男は少年に戻り
女は少女に戻る
そして2人で月を見た
「月が綺麗だね」
「わたし、死んでもいいわ」
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