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如何様アイデンティティー
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作詞 星埜 |
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僕が作り上げた「僕」は
とてつもないまやかしで
本当の僕は人任せな人見知り少年
ネットで作り上げた僕の
ハンドルネームは「白神」
そろそろ受験勉強始めなきゃ
周りの奴らはズンズンと大人になってるのに
僕だけ1人。ポツンとさ取り残されてるみたい
自分自身なんてそんなもんなくて
でも他人とは何かが違くて
自己証明もできてない僕は
ただの「如何様アイデンティティー」
皆が知っている「僕」は
きっとお世辞が上手くて
人に弱みなんて見せるような人間じゃないんだ
チャットでの僕は
アイドルの話しかしてないや
もう八月だから進路早く決めなきゃ
周りの奴らは「三次元」の中で頑張ってるのに
僕だけ1人。「二次元」の中取り残されてるみたい
僕はただ逃げているだけで
でも他人と何か比べちゃって
「比例定数」もわかんない僕は
今も「如何様アイデンティティー」
「どうせ僕なんか…」って勝手にバリア作って
傷つかないためだけに「僕」を演じてきたんだ
何も始めようとしないで
隣の芝生をずっと見ていた
とても綺麗な青色を指くわえて見ていた…
自分自身を組立て直して
他人を見るのはもうやめにしよう
間違って転んで罵られて
それでも「四次元」をつかむんだ
如何様なんて言わせないさ
暗涙を流すのはもうやめた
「二次元」「三次元」「四次元」継ぎ合わせ
僕が「五次元」の扉を開くんだ
PCも親に預けた
アイドルのポスターは押入れの中
机の上には参考書
今からでも遅くない
僕はアイデンティティー見つけたから
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