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作詞 雨蘭 |
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夕闇に光る明かり
流離いの僅な灯り
君はそこにポツリと独り
嘆いては無に返り
突然襲う金縛り
君の足は地に根を張り
僕をそれを横目で見遣り
うすら笑いを浮かべたり
このまま君はそこに居る気かい?
他の誰にも気付かれないそこで
残りの人生を費やすのかい?
訳も分からなくなった君は
ひたすら叫んで喘いで
地から出た黒い手に掴まれた足を
必死にもがいて逃げようとした
『ムダだよ』
謎の黒い手から笑いがして
君は両手さえも掴まれて
『足掻いても無意味だって』
僕のメッセージ受け止めて
その手は更に伸びて
君の細い首を締めて
君は僕に請う、「タスケテ」
僕は甲高く笑って
人を傷付け自らも傷付けた君が
恐怖に駆られ望んだ場所なんだろ?
ここがそう、君の死に場所
「死ぬつもりはなかったの」と
涙で顔を濡らしたその顔は
君が傷付けたあの子と一緒で
それに気付かない君に飽きて
『ダメだね』
まだ分からないのかな
僕は君なんだよ
君の心の影
分からないなら時間をあげよう
君が気付いた時には
僕は君の心になるのさ
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