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プールの水に浮かんでるみたいだった
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作詞 海砂 南夏 |
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コインランドリー オレンジの屋根
自転車乗った 女の子
退屈そうに あくびをしていたよ
楽しみばかり 使い果たして
色あせた青い ポスターは
きらきら光って 見えなくなった
プールの水に 浮かんでるみたいだった
プールの水に 浮かんでるみたいだった
ハイヒールと白い ワンピース
バスの窓から 女の子
憂鬱そうに ため息ついてたよ
涙みたいに 伝ってた
消えない雨の 黒いあと
ゆらゆら揺られて 見えなくなった
プールの水に 浮かんでるみたいだった
プールの水に 浮かんでるみたいだった
最後みたいに 手を放して
溺れさせて くれたらいいのに
底も天井も 同じことだよ
水色のペンキ やわらかなギザギザ
息苦しさに 正気になって
真っ赤な目で 探してみるけど
プールサイド メートル表示
近づかないって分かっていた
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