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アオ
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作詞 prpr |
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瞬くたびに変わっていくの
目を覚ますたびにもう無いの
虹は灰へと 昨日は今日へと 僕は誰かへと
そんな風に流れていくの
いつかのおとぎ話を覚えてますか?
そのどれも一つ一つがみんな幸せな形で終わっていくの
それから物語を書いたことはありますか?
きっと机上では誰も彼もが誰一人とて例外もなく
僕をバカになんてしたりしないの
そうさ この世界の人々はみんな空をバカになんてしないのに
どして いつか描いた僕の夢は伝えるたびに嘲られるの
アオであっちゃいけない理由は一体全体何々だい?
神は神で 僕は僕で 虫も国を命もそれで
なのにアオはアオのまんまじゃだめなのかい?
二才の頃の記憶はまだありますか?
その時一つ一つがみんな輝いて見えてたの
昔の写真はまだとってありますか?
その頃たぶん誰も彼もが誰一人とて例外もなく
美しい写真を手にしていたいの
そうさ 遥か昔から相も変わらず海を見続けていられるのに
どして あの日収めた僕の写真は見つけるたびに背けられるの
アオであっちゃいけない理由は一体全体何々だい?
神は神で 僕は僕で 虫も国を命もそれで
なのにアオはアオのまんまじゃだめなのかい?
ここに来るはずの何十年後も ここに来たはずの何十年前も
それはきっと変わらないもので でも確かに流れていくもので
軸上に立ってるどこの僕も まだ見ぬ僕ももういない僕も
それはきっと同じ気持で だから今もその気持で
蒼い空が笑うように 蒼い海が光るように
アオい僕だって そう僕だって
両手を高々く上げたいんだ
アオであっちゃいけない理由は一体全体何々だい?
神は神で 僕は僕で 虫も国を命もそれで
なのにアオはアオのまんまじゃだめなのかい?
だから決めた とうに捨てた 僕もアオも同じ一つで
そしていつかアオが消えてくことを僕は知ってるの
だから繋ぐの まだ離さないの 幼き頃からの大事なものを
そしていつかアオが消えてく頃に言ってあげるの
「今まで本当にありがとう」
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