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空っぽ
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作詞 あまのくにひろ |
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夢に出るくらいにまで働いた
それしかすることがないから
だからいつもそれしかやらなかった
それでいいと思ってた
だけど僕は人間だ
機械みたいに生きられればと
何度思っただろう
でも無理だ
問い詰められた時
俺はなにも答えられない
だって俺はいつも空っぽ
だから夢に出るまで働いた
本当にやりたいことなんて
なにもない
言われたとうりにやるのが
正しい上下関係だという
だから言われたとうりにした
上司にも親にも
心のどこかにわだかまりをもっていても
それを消して生きるのが当たり前だと思ってた
でもそれを否定されてしまうと
俺には何も残らないんだよ
考えずに従うことが普通の俺には何もないんだよ
何がしたいとかない
やらなきゃならないから解放されたら
何もないんだよ
何を言ってもゆとりで片付けられる
そんなだったら俺もあんたらの時代に
生まれたかったよ辛くても
歯をくいしばれる大人になりたいよ
本当の自分を
取り戻したいよ
でも空っぽの俺はどうしていいか
わからないんだよ 考えてもわからねぇよ
もうどうしたらいいんだよ
俺はいつになったら俺になるんだ
甘えるなと言えよ先輩たち
泣くなと言えよ先輩たち
ゆとりの失敗作に何か言葉をくれよ
お願いだから
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