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しあわせになろう
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作詞 あーこ |
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ずっとぬるま湯の中で 揺れていた
ぶつかることもなければ
深く傷つくこともなく
確かな「幸福」を感じる事を一度もないけれど
それは不幸ではないでしょう?
曖昧に日々命を繋ぐ
そんな温度が 一生続くのが人生なのだろうと
いつから錯覚していたかな
気付くのに随分と時間がかかってしまってごめん
全てを教えてくれた君のいつもの笑い声が 聞こえた
一緒に過ごした部屋には
今も温もりがあるよ
たくさん泣いて 悩んで 迷って 苦しくて 辛くて
本当は壊れてしまいそうだった
それでもあの頃はがむしゃらだったね
必死にならないと 唯一の「居場所」がすぐに消えてしまいそうで怖かったのかもしれない
そんな僕を 傍で見守ってくれた君の優しさが
ふと頬をかすめた
大好きな君は今 何を見て 何を感じて 何を愛して 何を思っているかな
僕は元気だよ
弱虫を飼い慣らして 笑えるくらい
少しだけ強くもなれた
あのね
違えた道の先が見えなくても
必ずもう一度出逢えるから
何も心配しないでいて
運命を手繰り寄せて
僕は 幸せになるよ
きっと定義は人それぞれで
僕の思う幸せは
少しずれているのかもしれない
それでも 幸せになろう
神様が決めた宿命だとしても
奇跡の現実だとしても
関係ない
この人生の選択肢を決めるのは他の誰でもない
僕自身なのだから
遠くの君まで追いついてみせる
それまで全力で走り続けるよ
そして2人の好きな あの花が咲く頃
キスをしよう
全ては今 始まったばかり。
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