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酔わせておくれ
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作詞 MAVERICK |
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今夜も疲れた体を引き摺りながら
いつもの店へと誘われて行く
冷たい風に吹かれてコートの襟を立て
路地裏を独り とぼとぼ歩く…
店では見慣れた客がテーブルを囲み
いつもの話に花を咲かせる
俺はカウンターの前に独り腰を掛け
冷え切った体を温めるのさ…
あの娘と初めて出逢ったこの店
来るたびにあの頃を思い出す
別れて長い月日が流れたけれど
お前の事がどうしても忘れられない…
酔わせておくれ…酔い潰れるまで
飲み明かして… 酔わせておくれ…
あの娘が眠る街角で眠れるように…
酔い潰れるまで…酔わせておくれ
あの娘を失い毎晩酒に溺れてる
情けない自分に嫌気がさして…
愛する一人の女も守りきれずに…
悔しさ噛み締めて酒に逃げてる…
尽くしてくれた あの娘の温もり
今頃しみじみと 骨身に沁みる
どれだけあの娘が愛情を注いでくれたか
そう思うと辛くて…悔しくて…
酔わせておくれ… 酔い潰れるまで…
飲ませておくれ… 酔い潰れるまで…
眠るあの娘の隣に逝かせておくれ…
俺の鼓動止まるまで…酔わせておくれ…
いつしかあの娘が夢に現れて
「いつまであなたはくよくよしてるの?」と…
俺の背中を叩いて優しく微笑み
明日を生きる朝日を浴びせてくれた…
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