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夏祭り
作詞 沙流鎖
夏の匂いの真ん中とか そんな表現が似合うような日
5分遅れの待ち合わせ 駅の改札口前で
浴衣姿が眩しすぎて 君を真っすぐ見れなかったけど
綺麗だよ の囁きに 恥ずかしそうに笑ってくれたね

のぼせた空気 短い歩幅
焼けゆく空 光が灯る

 夏の小道に鳴いていた 重なり合う蝉の声は
 何を思って 響いていたのかな
 もしそれが恥ずかしがりの 愛の告白だったなら
 君にも届くといいななんて 思いながら歩いてた

屋台に集う人混みの中 その口実で手を取り握った
8月の湿り気を 君の右手も持っていた
金魚すくいの網が破れて 泣きそうになってた君の顔は
子供だな の呟きで 少し崩れた福笑いになった

神社の鳥居 石段の隅
見上げた空 光が上る

 夏の夜空に咲いていく 青い赤い花の色で
 僕らに何かが 見つけられるのかな
 ただそれを知るための 勇気はなかなか出ないけど
 暑さに隠れた手の温もりが それだけで嬉しかった

花火が終わって 駅に戻って
繋いだ手も離れる もうすぐさよならをする
だけどその前に その前に伝えたいことがある

 夏の匂いに咲いていた とてもとても綺麗な夢は
 僕らの間に 見つけられるのかな
 その答えを聞くための 震えかけてた僕の声に
 君が返してくれた笑顔が 本当に嬉しかった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏祭り
公開日 2013/02/01
ジャンル その他
カテゴリ
コメント 過去作のリメイクです。
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