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釼先
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作詞 万呂 |
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永い永い 孤獨から
解き放たれた朝
このままではいけないと
私の何かが叫んだ
ゆらゆら 櫻散ル
眺める私の雙眸には
未來も過去も解らず
ただ怯えているだけ
正しきこと 過ちなど
私は何處に向かえば良い
耳を澄ましてみて感じた涕
其れが 全てさ
私が此處で生き續けること
今もなお生き續けること
釼先に幽かに見えた
誰かの嘆きノ唄
退路は無いさ 進まなきゃいけない
心が悲鳴を上げた
釼 手向けて 何故私は
再び戰うのだろうか
飛び交う 鷹達が
遙か私を見下ろす
僅かばかりの愛情を
また探してみようか
東から 昇る金烏
風がまた君を攫ってく
私と戰うか 愚かしき事
さあさ 歩めや
貴方が其處で生き續けること
果て無く生き續けること
釼先に人の夢乘せ
神風よ 我が背に吹け
瞬に終わる 一筋の光
誰かが悲鳴を上げた
釼 手向けて 天つ空へ
私も消えていくだろうか
翳り行く月 色付く紅葉
美しき哉 移ろう季節
首墮ツ 椿 空は綺麗で
虚しさだけが募るばかり
私が此處で生き續けること
今もなお生き續けること
釼先に幽かに見えた
誰かの嘆きノ唄
退路は無いさ 進まなきゃいけない
心が悲鳴を上げた
釼 手向けて 何故私は
再び戰うのだろうか
貴方が其處で生き續けること
果て無く生き續けること
釼先に人の夢乘せ
神風よ 我が背に吹け
瞬に終わる 一筋の光
誰かが悲鳴を上げた
釼 手向けて 天つ空へ
私も消えていくだろうか
誰が為か 我が釼は
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