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station
作詞 工工声
二人なのに静まりかえる駅で 
レールの先ばかり見つめ続ける
あなたを連れ去って行く二輌車を 
涙を堪えて待つばかりだから

声にすれば泣き出しそうな 
この侘しさも連れて行って

あなたが残していったものの
一つや二つが掛け替えのないもの
寂しくなるから微笑まないで
これ以上 愛してしまうと辛くなる 
あなたのことで胸がいっぱい

遠くで鳴り出す踏切に呼ばれ
心なしか繋いだ手がさっきより
固く強く結ばれているような
そんな気もした最後の心残り

身を寄り添わそうとするより 
離れるほうが優しさだった

あなたが後ろを振り向くのを
心のどこかで待ち続けていても
寂しくなるから振り向かないで
そのまま黙って私に背を向けて 
別れの言葉もないほうがいい

あなたが残していったものが
楽しいものから寂しくなっていく
二人を遮る駅のベルも
今では二人を結ぶ唯一のもの

あなたが残していったものの
一つや二つが掛け替えのないもの
寂しくなるから微笑まないで
これ以上 愛することも出来ないほど 
あなたのことで胸がいっぱい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル station
公開日 2013/06/02
ジャンル ロック
カテゴリ 別れ
コメント 人は駅で列車を待つ旅人。はじまりも、終わりも、過去も、未来も、現在も、自分も、大切な人も、すべてが一つに繋がっているかのように。
工工声さんの情報













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