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夕暮れバス
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| 作詞 黒卯 |
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いつも通りの放課後
いつも通りの帰り道
いつも通りの帰りのバス･･･
でも、そこに君はいない
いつも一緒に帰ったよね
君の家とはまったくの反対方向だったけれど
毎日、毎日送ってくれた
私の大切な時間だった
いつも２人で歩いた道
手を繋いで帰ったよね
君の手の温度、今でも覚えてる
ぎこちなかったけど、あの温かい手が好きだった
少し不器用な君が大好きだった
いつも通りの朝
いつも通りの通学路
いつも通り 君に会える場所･･･
でも、そこに君はいない
君と別れた後、すごく寂しくなって
朝になるまでの時間がすごく長く感じていた
それでも、朝がくる度
君に会える事を喜んだ
いつも2人で乗ったバス
2人並んで座ったよね
君と見たオレンジの空、今でも覚えてる
僕たちを包んだ オレンジ色が好きだった
優しい君が大好きだった
今でも君の事を毎日想っているよ
こんなに想ってるのにもう二度と会えない･･･
会いたいよ･･･
いつも通りの帰りのバスで
ふと君との思い出が頭を駆け巡った
君と歩いた帰り道、繋いだ手、君と見たオレンジの空･･･
急に涙が込み上げてきて止まらなくなった
今も見えているよ、君と見たオレンジの空
隣に君はもういないけど
私を包むオレンジは何も変わっていなかった
温かかった･･･
その温かさは、繋いだ君の手みたいだった
温かくて、温かくて･･･
「俺はいつでもここにいるよ」
って言ってくれてるみたいだった
私を乗せた夕暮れバスは
いつも通り走ってく
まぶしいくらいのオレンジに包まれて･･･
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