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残酷な×の唄
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作詞 無題 |
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月が照らす闇を切り裂け 己の描いた感情を吐き出せばいい
掴み取る力は過去に溶けた それを悔やむ心さえ消えた
“君”という愛を・・・失った
それでも構わない そうだろ?
悪魔が呟く
なら 全部壊しちゃえよ!
悪魔が手を握る
大切なモノ 壊しちゃえ!
悪魔が 叫んだ
《広がる 赤い アカイ・・・》
綺麗な宝石を踏み潰すように 淡々と崩壊する己の心
全てが流れる下劣な世界に 一言「キライ」と冷たく言って
心すら手で 指で引き裂いて
全てを解き放ち 捨てて 見失って――・・・
《バイバイ・・・》
時の流れすら無視して消えた この手で消した“愛”を殺し
さらに生み出す感情はもはや 「人間」を己から追放し
また何度も繰り返す
全てが目障り そうだろ?
悪魔が笑う
だけど それでもアンタは
悪魔が・・・
あのコを 愛したんだ
悪魔が消えた
《包んだ 黒い クロイ・・・》
粉々になった宝石を拾い上げる 何故だか濡れてる
これは 血と汗と涙 汚れた感情
己が拒絶した君、愛、世界
空っぽな心が急にそれを求め 結果的に自分の心を蝕み
そして――・・・
《バイバイ・・・》
《消える 自分 ジブン・・・》
全て戻らなくなった幸せ 今更遅い 月は沈む
光を失った宝石いは悲しくも 美しく それでいて儚く
そして自分は最愛を壊したこの刃で 永遠の闇と共に
地の底へ――・・・
《バイバイ・・・》
最期に一瞬
天使が
泣きながら
笑ってた
のが
見え
た
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