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逃れたいと思うのだ
作詞 SYOTA(70s)
赤ん坊に戻りたいと思うことは
なにも母親の若い乳を吸いたいからじゃない
何もかもが物珍しく映してくれる
凛とした目でこの鬱く苦しい現実から
逃れたいと思うのだ

ギター弾きの一生はとても哀しいもの
愛を唄うくせして愛に飢えて
愛そのものに生り得ないことを知りながらも
溺れるのは酒に煙草に飽き足らず薬
逃れたいと思うのだ

少々荒っぽい男が今日は何故か寂しそうだ
それは彼が普段から粗暴な態度だから
ただただ居眠りしているその姿を
たまたま見てしまった僕か君かこの町の住人は
逃れたいと思うのだ

さいころ振れば 一から六の
幸せ 不幸せ 踏みしめる
さいころ振らず 生きるためには
幸せ 不幸せ ない場所へ


虎でも猫でも同じもの
黒でも白でも同じこと
鉾でも縦でも同じこと
追いも若きも同じこと
逃れたいと思うのだ

世界が平和であるのならば猿に戻らなければ
人間であるが故の理性とその他あらゆるものが
狂人を生み出してしまうと知ったあの日から
僕の大学ノートのさなえちゃんの顔はゆがみ
逃れたいと思うのだ

それがピカソの作品だとホラ吹きが現れたなら
僕もここに留まろうと思っている
しかしそんな男が現れる当てはどこにもない
畳の上に布団も引かずに仰向け口開けば
逃れたいと思うのだ

さいころ振れば 一から六の
幸せ 不幸せ 踏みしめる
さいころ振らず 生きるためには
幸せ 不幸せ ない場所へ


その場所を知ってしまった人は皆
逃れたいと思うのだ

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歌詞タイトル 逃れたいと思うのだ
公開日 2016/04/14
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント さいころ振れば、一から六の幸せ、不幸せ、踏みしめる。
SYOTA(70s)さんの情報













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