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流れ星
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作詞 咲音シズク。 |
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「キミをアイシテル。」
ただ、キミに伝えたいだけなのに。
夜空の下、キミの姿だけを探しにきて。
空に輝く星の中。
一瞬で消えていく。流れ星に願い事をするんだ。
まるでキミみたいだね。
キミに想いを伝えられればこんなことしなくていいのにね。
そう呟く僕にもあきれてきた。
「キミはもういない。」
まだ、信じられなくて。
キミの笑顔は明日も見られる。
なんてバカみたいで、泣けてきた。
目をつぶれば、キミが浮かぶんだ。
夢の中、キミは僕を
強く強く僕を抱きしめた。
キミは僕の耳元でこう呟くんだ。
「いつも、お前の心に居る。」
悲しい顔をしてさ。
「泣かないで」って言ってるのかな?
そんな顔されたら、余計涙がこぼれそうになるよ?
目を開けてみれば、一筋の涙がこぼれてた。
「キミに伝えたい言葉がある。」
願い事ってそんなものなのかな?
一瞬の流れ星。
こんな願い事でいいのかな?
僕は、一生後悔しない。
キミに伝えたい言葉。
「好きなんだよ。」って
昔のキミはよく笑っていたよね。
その笑顔で僕を幸せにしてくれたね。
でも、
もう見られないのかな?
キミの笑顔。
もう聞けないのかな?
キミの声。
もう僕の手を包んでくれないのかな?
キミのその大きな手。
僕がこんなに欲を言ったらキミも困っちゃうよね。
でもね、
これだけは言いたいんだ。
たった1秒でもイイ。
1秒で言えるか自信が無いけどね。
でも、たとえ噛んでしまっても
笑わないでね?
「好きだよ。」
この言葉だけだから。
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