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「行ってらっしゃい。」「行ってきます。」
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作詞 クロ |
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「行ってらっしゃい。」
「行ってきます。」
そんな普通の会話が聞けなくなるなんて
思ってなかったよ。
いつものように出掛けていった 貴女の声が
聞けなくなるなんて思ってなかった。
無性に腹が立って
暴言を吐いたこともあったね。
そんなときは頬を叩いて気付かせてくれた。
間違った道に進んだときは
進むべき道を照らして。
相談なんて恥ずかしくて出来なかったけど
貴女は全部分かって、見守ってくれていた。
「大丈夫だよ。あんたなら出来る。お母さんの子だもの。」
僕なら平気だよ。
安心してね。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。…またね。」
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