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君の隣に居たかった
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作詞 KANEGON |
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海の向こうにいる君は
一体何をしているんだろう
あれから一度も連絡してない
卒業前に決めていた
この場所を離れることを
君には言わなかったね
だまっていて悪いけど
本当に辛かった
異国の空に君が見えて
まるで泣いているようだった
もう少し待ってくれないか
きっとすぐに帰るから
海の上から突然だけど
君の声が聴きたくなって
ごめんね君を悲しませて
ここを吹き抜ける風は
僕を暖かく包む
君がいる場所だから
今やっと着いたから
君の所に行くよ
降り注ぐ雨が街の息吹が
凍えた心溶かしてゆく
眠らないこの場所でずっと
君だけを探し続けた
海を越えてやっと会えた
君に言いたいことがある
今まで言えなかったけど
旅立つ前に言いたかった
君を好きだったこと
でも口が動かなかった
真実を告げたらもっと
楽になっていたのに
君は何も尋ねなかった
ただ「お帰りなさい」と
僕はやっと気付いたよ
君の隣に居たかった
1997.05.31
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