作品歌詞：swichenge / 作詞 ainan / うたまっぷ自作歌詞投稿

swichenge

作詞　ainan

　ひとり明るい部屋で　カーテンを開けた
　暗い窓に映る顔から目そらして
　意味もなく点滅する　青信号なんか見て
　あぁ、瞼が重いな

　昨日は終わったのに終わった気がしない
　過去と現在の境目なんて　分からないから
　僕はまだ　昨日の明日に行けなくて

　約束しても　指切りしても
　目をそむけてしまえば

　青赤青黄赤　音もなく変わって
　音もなく無視すれば誰も気づかないでしょう
　チクタクチクタクチ　音が背中蹴って
　急かされるのが嫌で　耳塞いだんだ
　そんなんじゃ　そんなんじゃ
　耳の奥でこだまする誰かの声
　目を閉じて　忘れた

　ひとりぼっちの部屋で　カーテンを開けた
　今日も窓に映る瞳が睨むから
　意味もなく睨み返す
　「どっちの僕がホンモノ？」
　また、信号が変わる
　あぁ、瞼が重いな

　明日は来てないのに
　いつの間に今日が昨日になるの
　境目なんて　分からないから
　僕はまだ　昨日の明日に行けなくて

　約束しても　指切りしても
　目をそむけてしまえば

　青赤青黄赤　音もなく変わって
　君と言った約束に誰も気づかないはずなのに
　チクタクチクタクチ　音が僕を蹴って
　前向かせようとする　耳塞いでも
　このままじゃ　このままじゃ
　頭の中で繰り返す誰かの声
　目を閉じても　ついてくる

　意味もなく点滅する　青信号なんか見て
　全て夢の中に放り込んだ僕に
　意味もなく睨み返す
　「どっちの僕がホンモノ？」
　また、信号が変わる
　あぁ、瞼が重いな
　あぁ、景色が歪んだ

　青赤青黄赤　音もなく変わって
　音もなく無視すれば誰も気づかないでしょう
　チクタクチクタクチ　音が背中蹴って
　急かされるのが嫌で　耳塞いだんだ
　そんなんじゃ　そんなんじゃ
　耳の奥でこだまして目を覚ます

　青赤青黄赤　音もなく変わった
　君とした約束を　僕だけが知っているんだ
　チクタクチクタクチ　音が背中蹴って
　君は僕で　僕は　君になりたかった
　このままじゃ　このままじゃ
　暗い窓に映る君に小指を
　君も小指を　伸ばして

　目を閉じて　明日に行くから　

　
　

本作品の著作権は作詞者に帰属します。

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歌詞タイトル	swichenge
公開日	2012/10/28
ジャンル	ロック
カテゴリ	その他
コメント	テーマ詞「深夜」のための歌詞です。タイトルは、「スウィッチェンジ」とでも読んでください(-_-) スイッチ（点滅）とチェンジ（変化）をかけています。ainanの工夫その１です。。。なんとなく分かっていただけると思うのですが、この歌詞に出てくる「僕」と「君」は同一人物ですね。現実の「僕」と窓に映る「僕」です。「明日は昨日の自分と変わるんだ」と明日の自分に約束しては、いつまでも変わることのできない「僕」の詩でしょうか。深夜の信号は車が通らないのに、ちゃんと青から赤に、赤から青に変わっているので、なんとなく全体的に信号がモチーフになっています。 1番のサビを解説すると、僕は点滅する信号を見ているけど、こんな時間じゃ信号無視をしても分からないと思っています。そして、恐らく部屋の時計がチクタクと音をたてていて、それが急かされているように聞こえたから耳を塞ぎました。でも、体の中から声が聞こえてくる。急かす声。―自分の声ですね。イヤだから、眠って忘れたフリをするんです。ちなみに、「あぁ、瞼が重いな」と言っているのは眠いからだけではないですよ(＾_＾) 長々しい歌詞とコメ、読んで頂きありがとうございました☆ では。（構成：ABCSABCSBS'）
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