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ジルコニア
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作詞 ピンククジラ |
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頼りない灯火を 嘘つく数だけ吹き消す
薄暗闇 最後の火 息を吸い込んで止める、 。
自信ないままだから たくさん磨いたガラスは
行き過ぎた輝きで あなたの瞳を傷める
切り口の数や
貼りついた値札の桁では
一等賞にはなれても
愛は誓えないの
さあ その指を飾りましょう
印みたいに いつでも見ていたくて
つき破られた嘘はここで
真っ暗な箱に 積もっていく
粒立った雑音を 飴玉みたいに溶かして
聞き取った音譜から あなたの音色を探した
本物の癖や
告白をどうにか象る
真似だけ上手になれても
愛が解らないの
さあ 順番を抜け出して
あなたのそばへ 駆けていきましょう
苦し紛れの嘘なんかじゃ
足りないくらいの 息を継いで
「灯火を高くかざして
足りないことを恐れないで
アナタが認めたアナタで いつか
迎えにきてくれなきゃ
愛は誓えないの」
まだ たどり着けないけれど
祈りみたいに 吐息を束ねて
つき破っていく風の中で
輝き始める
さあ その指を飾りましょう
楔みたいに 言葉をはめ込んで
噛み砕かれた嘘もやがて
あなたを連れ出す 本当になる
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