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新世界
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作詞 かずさ |
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穢れた世界に足を置いて
右も左もわからなくなった私
私の小さな手で掴んだ
夢や希望はこれっぽっちだった
でも今のこの世界で手を出せば
闇に飲まれて行きそうなほど
堕ちた翼はもう生えてこない
この暗闇じゃ見つけ出せずにいる
差し出されてあなたの手も
穢れていきそうで怖かったの
くもったレンズで見えた世界は
こんなちっぽけなものだったと
あなたは私に教えてくれた
黒い世界の何が悪いのかと
偏見ばかり先走るこの世の中で
息苦しかっただろうと
真っ白な野良猫が窓を見つめる
家の中日に当たって寝ているだけで
本当の自由を見失ってると
ひたすら鳴いていたんだ
籠の中の鳥はさえずり
自由は何かと歌っている
籠の中で思うように生きる
安心なこの世界こそ自由だと
本当の世界なんか見えてなかった
私の姿によく重なった
悲しいリズムとビートを刻んで
偽りの笑顔を作ってた私に
本物の愛と勇気をくれた
あの日の空の色は忘れない
それは今までに見たことのないような
新しい世界だったから
綺麗なものばかりだけ並べても
何も変わることはないの
今を生きる意味を探したって
答えなんか見つかりはしないから
だから誰もが死ねずにいる
今苦しいのは自分だけじゃないんだと
新しい世界の始まりに
新しい自分をみつけられた
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