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月光
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作詞 カポ |
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君は泣いて 僕は泣いて
それだけだった
夜の月が少しさみしそうに照らした
君がいて 僕がいて
それだけだった
取るに足らない 意味のない会話が残った
まくしたてるように覚えてもない僕の行動を君は掻い摘んで
結果的な感情を僕にぶつけて去ろうとした
うまく回らない口をどうにか唾液で潤して君の腕掴んで
納得いく回答を僕は要求して黙った
デジタル時計が表示をリセットした頃
やっとうつむいた顔を上げて
君は泣いて 僕は泣いて
それだけだった
夜の月が少しさみしそうに照らした
君がいて 僕がいて
それだけだった
冷蔵庫の冷えたモーター音が残った
風が吹いて揺らした君の髪を
見ながら僕はいつかのこと思い出した
伝えたいことを伝えられないと
悩んだあの頃を
まったく変わっていないなあ
君は泣いて 僕は泣いて
それだけですか
夜の月が少し泣きそうに曇った
君がいて 僕がいて
それだけだった
蛇口から垂れた水の音が残った
君は泣いて 僕は泣いて
それだけだった
夜の月が少しさみしそうに照らした
君がいて 僕がいて
それがすべてだ
夜の月が少しさみしそうに照らした
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