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上京と恋の終わり
作詞 条峙
歩き慣れたこの道がやけに愛しく感じる、と君は言う
「上京」の二文字が君を遠い存在に変える

新しい日常へと踏み出す君の傍にはいられないけど
これからも良き理解者でいさせてくれよ

想いが揺らぐことのなかったまま終わる二人の恋は
最初でもなく最高でもなくなるかもしれないけど
これから歩く未来を支える確かな糧になる そう思うよ


引っ越しの荷作りの時 思い出の品を見つめる君に
「捨てろよ」と軽く言って未練の芽を摘み取った

知らない世界へと踏み出す君を忘れたいわけじゃないけど
後ろ髪を引かれてちゃ進めないから

君を連れていく鉄の箱が来る知らせが耳に届いて
子供でもなく大人でもない僕はひどく傷ついた
君のいない未来はすぐそこまで迫ってるけど まだ頷けず


幸い道具が溢れてる時代だ 声が聴きたくなったら電話で聴ける
君のいない日々にもいずれ慣れることができるだろう
それでも最後に、もう一度抱き締めさせてくれよ

想いが揺らぐことのなかったまま終わる二人の恋は
最初でもなく最高でもなくなるかもしれないけど
これからも続く日々を彩るかけがえのないもの そう言えるよ

―――小さくなってゆく鉄の箱を見つめながら
これからも続く日々を彩るとても大切な恋 そう誓った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 上京と恋の終わり
公開日 2011/12/06
ジャンル その他
カテゴリ 別れ
コメント 俺も上京することになるのだろうか。
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