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現代社会についての見解について
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| 作詞 条峙 |
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急ぎ足で回る日常の隙間で ふと声が聞きたくなって電話をかける
発作的な会話でも話題に困らず 二人の声は弾む
切り替えるIP電話
出し抜けに組み込まれた残業で 夕飯のことなど気にかけずの帰宅
腹が減ってることに気づいて コンビニに駆け込む
買うペヤングソース焼きそば
業務の論文に目を通せば 相変わらずの文明化批判
缶コーヒーを喉に流して 程度を増す苦笑い
先回しにしていた仕事のツケを 埋め合わせる為に急ピッチでワーク
もう少しで終わるって時に 後頭部が痛くなる
飲むイブクイック頭痛薬
出し抜けに組み込まれた出張で 気の遠くなるような距離を告げられる
けれど眠ってる間に目的地に 到着してるんだ
そして飲むウィダインゼリー
日課の新聞に目を通せば 切り開かれた化学未踏区域
ちょっと嬉しくなって 自動販売機の声に応えた
テレビの討論番組で近代化について
青筋立てて持論を展開するお偉いさん方
別によくね？白黒つけなくても
良いところもあれば悪いところもあるで
時代の流れはちっぽけな僕らを無視して進んでいく
甲か乙かなんて争いしてないで
折り合いつけることを考えようよ
業務の論文に目を通せば そんな切り口もあるのかと驚く
星の数ほどの人の考えを この社会は纏めている
そんな社会に流されることも案外悪くないって思ってる
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