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氷
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作詞 ホヮイトソース |
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いつか溶けて無くなってしまうものでも
きっと何か意味があると
どんなに冷たく固まったものでも
どこかに暖かさがあると
そう言っている君がいるから
僕は前に進めるんだ
寒さに震える季節に
二人で寄り添い 毛布に包まって
一夜を明けた夜
ちょっとだけ 言葉の歯車が狂っただけなのに
君と僕の関係が音をたてて崩れ始めた
あの後 後悔しながら
君と散歩に出かけたことのある公園で
滲んだ野花を見ていた
棘がありすぎて触れられないものだって
優しい形にも変えられると
カッとなって熱くなりすぎた頭を
冷やす事だってできるって
そう言ってくれる君がいなくても
僕は前に進むよ
交差点のバス停にいるときに
向かいの歩道に君がいたけど
声なんてかけられなかった
ついこの前まで僕がそこにいたのに
僕の場所には別の男の人がいた
僕の目から零れ落ちる涙が
君と僕の氷のように冷え切った愛を溶かすよ
もしも、生まれ変わりというのがあったなら
その時にまた会いましょう
別に本当だっていいよ 君が幸せになれるなら でも
嘘であってほしいよ 君の隣にいられないなら でも
そんなこと言ったら 優しい君はどうせ
困った顔をするよね
もう 別にいっか
君と話せなくても 君の隣にいれなくても
君と会えなくても 君に相談できなくても
僕が辛くなっても 僕の心が安らがなくとも
君がそれでいいなら
もう前に進んでもいい?
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