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限りなく透明に近い俺
作詞 夢十夜
ラムネが口の中で弾けてる
衝撃が脳内を全力で駆け抜ける

空から海へ真っ直ぐに降下する感覚
青い膜はつき破られ 波がしぶく 波紋
鮮明な新しさを背中に覚えた

繊細に震える一筋の風を
頬で身体で切りながら
目まぐるしく景色を変えてく俺

チャリンコは止まることを忘れたのか
俺が忘れさせたのか

騒々しい人ごみの中を掻き分けて
見つけ出したのは「夏」だった

凜と冷えるアイスキャンディーは
まもなく融けてしまった 
口の中の清涼感 微熱を含んだ目の色 高揚

「忘れるなよ 一瞬だけだ」
夜空に咲く花の中に包まれてく

透き通った余韻がまだ微かに
口元に残っている

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 限りなく透明に近い俺
公開日 2012/07/08
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント ・構成なし(詩)
・夏って感じ、青春の透明感、疾走感が好きだから
・タイトルは村上龍さんへのオマージュ
・口元に残っている感覚はアイスキャンディーか、口付けか、夏の終わりの冷涼で透明な空しさか
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