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花を探して
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作詞 SEDIA |
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足元の石に躓いて
転ぶ事を恐れている
地に根を張ったままの僕
静寂歌う空を見上げた
何もないあの空への憧れが
渦巻いて手を伸ばす
鳥の様に翔け廻る翼はないんだ
僕の腕に風を掻く力はないんだ
唯一あるのは頼りない両足
諦めようか
届く事ない夢の下
凸凹道に咲いていた
小さな優しい花は
僕の心のカーテンを
静かに開けて微笑んでいた
今もなおこの道への恐怖が
渦巻くけど眼を開けて
怯える心で辺りに花を探した
案の定躓いてまた空を想うけど
信じてみたい
恐れ避けてきた世界を
遥か昔に忘れていた勇気を
今更歩き出す僕を
先行く俊足は嘲笑うだろう
それでも構わない
要は初めの一歩なんだ
鳥の様に翔け廻る翼はなくても
僕の腕に風を掻く力はなくても
それでもあるんだ頼りない両足
恐れて進む
闇に抱かれた 凸凹道
花を探して
かつて望んだ 空の下
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