|
|
|
主張
|
作詞 さや |
|
きみの小指に指をからめて
何事もなかった顔をする
黄色くなった爪にのこるのは
あの日のままの匂いだけ
ながくのびた前髪つかって
左耳を隠して
穴のあいた耳たぶ触れば
あまりの冷たさにおどろく
そろそろ一発愛を語ろう
きみの胸に届くよう
澄んだ空に右足あげて
あしたの僕に手を振ろう
きみの胸にそっと手当てれば
ちゃんと鼓動聞こえて
どうしたの と君のことばに
やっと目が覚めたよ
ながくのびた影を見つめて
絆創膏はりなおす
彫られている右手の小指
あまりの暖かさにおどろく
そろそろ一発夢を語ろう
未来の僕に届くよう
繋いだ手に力をこめて
昨日の僕にさようなら
穴のあいた左耳と
君と繋いだ右手にのこる
黒い墨のあと
こんな僕を好いてくれる
君が僕はほんとに好き
そろそろ一発愛を語ろう
きみの胸に届くよう
澄んだ空に右足あげて
明日の僕に手を振ろう
|
|
|