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アキレスと亀
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| 作詞 とも |
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何かで人に負けた時
思い知るんだ
自分は負ける為その為に
生まれてきたんだ
平気な顔に抜かされて
思い知るんだ
自分は無力で才能ナシ
これでいいんだ
何とかいう人が言っていた
「オノレノムチヲシレ」と
ずっと前から
知っているさ
知っているから
この劣等感
走って走って走って走っても
縮まないこのキョリを
昔の人のヘリクツでは
ごまかせない ミジメだよ
叫んで叫んで叫んで叫んでも
聞こえない程遠くに見える
「勝者」と呼ばれる者の背中を 今日も追う
勇気を出して顔を上げて
思い知るんだ
目の前には広がる世界
足がすくんだ
誰かに背中叩かれて
思い知るんだ
自分だけが恐れていて
余裕ないんだ
何とかいう人が言っていた
「ヒトノヨワサハイダイダ」と
弱さを知れど
虚しいだけさ
知ったところで
また劣等感
進んで進んで進んで進んでも
宛のないこの旅を
やめようと思ったことは
一度もない
何故だろう？
転んで転んで転んで転んでも
止まれない理由がどこかにある
ゴールの先に転がったそいつを
追いかける
走っても…走っても…届かないんだ
いつでも…いつまでも…追い続けんだ
その夢を…その影を…
なあアキレス？
お前はどんな気分だった？
目の前の黒く
ノロく見えるカタマリに
ゴールテープ切られた気分は？
走って走って走って走っても
縮まないこのキョリも
僕はまた嬉しいんだ
いつの日か抜き去ってやる
走って叫んで進んで転んでも諦めぬその力を人は
望みまた一人走り出すんだ
一歩ずつ
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