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春待ち
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作詞 観音崎 |
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僕はきっと いつか君に さよならを言うだろう
本音じゃなくても そう思うことで 安心しようとした
冬の終わりの本日は いつにも増して かわいい
君のお団子頭が やんわり 春風に揺れた
『いつまでも 一緒でしょ?』 君が僕に 付き合って
弱い酒を 呑んだあと ぼんやりと 呟いた。
「君はきっと いつかは僕を 必要としなくなっ、て 」
そこからのくだりを 言わせない君に ひとしきり満足 した
花曇の夕方に じんわりと 恋におちてく
なにが どうでない 幸せが 少しだけ 怖かったんだ
どこまでも 一緒なら 手加減も するけれど
分からない ことだから こんなにも だきしめた。
いつまでも 一緒でしょ? どこまでも 一緒なら。
弱い酒が まわっても 言い切れず だきしめた。
春の初めの本日は いつにも増して かあいい
君のお団子頭が ぼんやり かたむいて、 揺れた。
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