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夕立
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| 作詞 kobayashi |
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夏風になれなかった雲が
集まって影を作る
鳴り響いた雷鳴が
突然の夕立になる
遠くで少年が叫ぶ
街明かりが点く
あの夕立の午後には
僕は駆け出していた
向日葵が太陽を見失って
濡れた髪が風に靡いている
鼻を焦らすような匂いが
僕の前を過ぎ去っていく夏 風が吹く
窓ガラス越しに雨が降って
意味もなくそれを眺めてる
イヤフォンでふさいだ両耳からは
何も聞こえなくなって
遠くで少年が叫ぶ
僕に向けて何か叫ぶ
その夕立の午後には
僕はなぜだか涙を流していた
僕が僕を見失って
心が悲しみに揺られている
鼻を焦らすような匂いが
もうどこにも見当たらなくなった
向日葵が咲いていた
もう戻らない夏 風よ吹け
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