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Dear
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作詞 重 |
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肌寒い風が吹き込む部屋
ぼんやりとした頭で目が覚めた
昨日広げたままだった手紙は
今日はもう読む気にはなれなかった
気づいたら幾重にも重なった
嘘で塗り固められた僕の人生
傍にいる大切な人さえもいつか
信じられなくて別れてしまうとしたら
ただ寄り添っているだけの時間に
涙が出てしまいそうで
今を生きることしかできない
こんな僕でも許してくれますか?
何べんも書き出しては丸め
言いたいことが上手く言えなくて
「僕が死んだらその時は」なんて
都合のいい言い訳と知ってるんだ
似ているようで違う君と僕
泣き笑い不格好な二人三脚
離れて消えてしまいそうな温もりに
肩を寄せて何度も確かめていたいよ
今君の眼に映る景色の
一かけらでも僕で埋めたい
口に出るのはいつも「ごめんね」で
君はただ微笑んでいてくれて
「元気にしてますか」
「君のことが好きでした」
「どうか忘れないでいて」
小さく、落ちてった
ただ寄り添っているだけの時間に
涙が出てしまいそうで
今を生きることしかできない
こんな僕でも許してくれますか?
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