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Rain
作詞 游希
降り注ぐ雨光と反射して
虹は空に架ったまま
バスに揺られる私
窓から見えた
君からのメールにも気付かないぐらい
吸い込まれそう
昨日はため息ばっかりだったから
今日はきっといい日になるよね
空を眺め笑ってみた

頬張ったパンの味が
やけに甘く感じて
ムッとしたけど
それも今日の気分で気にしない

やっとドアが開いて
また一人誰か乗ってきた
行き先なんか知らないけど
私はただ進みたいから乗ってるだけ
そこに意味はあるか分からない
次はどこへ向かうのだろう

また降り出した雨が
虹を掻き消して音を立てた
せっかく開けてた窓も閉めなくちゃ
でも雨だって風情があっていいもんだって
後ろの誰かが言ってくれたけど
私の傘みたいに雨粒を柄に出来るほど
楽しいことばかりじゃないから

コンビニで買ったジュース
今はただのペットボトルだけど
それでも意味があったみたいに
私も生きてる意味は無くした後で気付くのかな?

またドアが開いたけど
誰かがバスを降りて行った
満足そうに顔にシワ寄せて
何がそんなに楽しかったの?
聞きたかっけど
こんな真一文字の口からは何も出てこない
私は一体どこへ向かっているの
終着点まで乗ってみよう

幸せってなんだっけ
私って誰だっけ
そんなの別に関係無いから
生きてることだって難しいのに
それ以上考えたらパンクしそう

すれ違って
また肩ぶつかって
車内だけの世界はこんなに狭いなんて
今さらだけど理解した
あの人の笑みの意味と一緒に
ここでなら降りてもいいかな?
雨も止んで虹が出てきた先に
踏み出した右足で弾いた雫
足元に虹が架ったみたい
思わず笑っちゃった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Rain
公開日 2012/09/30
ジャンル ポップス
カテゴリ 応援歌
コメント バスに乗りながら移り行く心境を描きました!
少しでも多くの方に読んで頂きたい作品になったんではないかと思います!!
構成
A-B-S-A-B-S-B-S
游希さんの情報













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