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初恋、春。
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作詞 ドナルド |
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4月、桜がピンク色に染まって、
舞うこの春。
入学式で君を見つけた。
制服を着ているせいか、
どこか大人びて見えた。
そして、サラサラな髪が
風に靡いていた。
わたしはまた、胸を打たれた。
クラスの載っている名簿まで
一目散に走り、貴方を探した。
自分の名前よりも先に…。
私は四組、彼も四組。
すごくすごく嬉しかった。
でも、席は遠くはなれて
いつも聞こえてくるのは、
彼からの、彼の周りからの
笑い声だけ…。
わたしはその姿を
横目で見つめるだけ。
わたしにもっと勇気
あったらな…。
わたしも彼と
喋りたいな…。
一緒に笑いたいな…。
でもやっぱりそんな事
できなくて…。
自分で自分が嫌になる…。
このチャンス逃したら
もう一生駄目な気がする…。
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