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海原の星
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作詞 勇陽 |
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哀しみと憎しみが
積もれば積もるほど
心穏やかになる矛盾
愛おしい瞬間を迎える為に
海原の星を愛でる
これからは
死ぬ為に生きていくのです
現実に触れる度
遥か先に遠ざかった
愛にまた近付きたくて
命すら呑みこむ
綺麗な海原は
何故、最後に孤独を遺すの?
護るものを奪われて
またひとりになるだけです
静かになると
楽しい笑い声が聞こえる
そんな虚しい毎日がやってくるの
遠い記憶を
無理やり探ったんじゃない
暗闇の中で見つけた
それは、純粋な命の星
輝く海を眺めると
命や星が眠っているようにもみえる
ずっと深く
誰にもわからないように
砂浜に残された
物憂げなサインがあの日を物語っている
無様に生きていても
この複雑な模様を描いた海がある限り
やがて、来る明日なんて
もう信じられない
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