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人間
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作詞 SYOTA |
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たったひとつの言葉
たったひとつの罪が
奪ってしまった 夏の朝は
雨がしとしと降っていました
たったふたつの世界
たったひとつの罪が
奪ってしまった 秋の月は
夜もおちおち眠れないほど
春を遠くに感じられる
冬をまたぐことにおびえながらも
あの夏の風の音を
忘れ去ることに夢中でしたから
たったひとつの記憶
たったひとつの罪が
奪ってしまった 父の顔は
母の声との選択でした
たったふたつの国が
たったひとつの罪を
産んでしまった 母の国が
父となる者を落としいれた
父を遠くに感じられる
海をまたぐことに無力を感じて
あの夏の風の音に
抱かれることは孤独でしたから
古い時代だと わたしは思う
永い時代だと わたしは思う
たった一寸の光に
根拠もなにもない 希望を求めてしまう
わたしは人間 わたしは人間
わたしは人間 わたしは人間
根拠もなにもない 理想は変えられない
わたしも人間 わたしも人間
わたしも人間 わたしも人間
根拠もなにも なにも 愛さえ なにもない
そんな世界に....
わたしだ 人間だ
わたしだ 人間だ....
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