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偽り
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作詞 ERIKA |
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矛盾で出来たこの世界。
嘘を誤魔化し[ゴマカシ]、中へと隠す。
白紙へ泥を塗るように。
黒く包ませ己を隠し ナレノ果てへと突き落とし 自我を端へと追い込み責める。
曖昧が交差し 困惑の未知に迷い込む。
享楽に溺れ 快楽を貪る。
貪欲に囚われ 戒めに手を染め紅の雫が手の平に。
不運のメロディを奏で たどるように鍵盤に指を滑らせる
あの人を思ったあの日の事 唐相馬が駆け巡り死の淵へと追いやるさ
絶望に指を立て爪で傷跡残し 死神に身を委ねよう
肩を下ろし 闇に眠る。
最後に浸る今を見て 己に殺されるのだと
偽りに華を咲かせ 散っていこうと
無残に溢れ出す一生の誤魔化し。
枯れ果て はじけ散る
これが最後の優しい嘘。
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