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微風で揺れて、いつまでも
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作詞 渡部渡 |
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夏と秋の狭間で壊れてしまった回転舞台
ほんの少し傾くだけで鎧も外せるのに
優しくもない熱にヤラれて爛れた肌を見ると
ずっと我慢してたんだなと痛々しくなる
化粧も描かないで出掛けた乾いた街並み
ほんの少し湿った風が吹いたのならば
可愛げもない熱に炙られて痩せ細った髪も
きっと耐えてたんだなと愛しくなる
夏の名残って書けば時代遅れみたいで
夏の恨みって言えば危なっかしくて
傷んだものを癒す何かを今は一番欲しくて
いつまでも、いつまでも揺れていたい
そよ風の中で揺れてたい気分
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