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淑女と鳥籠
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作詞 鳥生 |
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身を飾る精神や名前などはありません
運ばれるままに 実を啄ばみ籠の中
気難しがり屋の貴方はそれでも
疑わず 私を奪うのでしょう
囲われているのは 貴方の膨らんだ生命かしら
勝手知ったる風情で いつの間にか収まって
哀しみが霧にようにそっと貴方を誘う日は
逃げぬよう閉じ込めて必ず助け出すわ
剥製になってゆく私達の夜明け
沢山の鳥が飛び交っているのが見えるでしょう
この世で唯一、つがっていたいのは貴方なのです
苦悩も 癇癪も 切れそうに細い源まで
穏やかに錠をおろし ずっと愛で尽くしましょう
吐き出した血と芸術でどうぞ墜としてくださいね
笑っていたいのです
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