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PAST
作詞 裕*
いつも見てきたはずの横顔は
いつの間にか霞んで見えて
思い出さえも色褪せようとして

どれだけの時間が経ったかなんて
考えないとわからないほどで

過ぎ去った時間の分だけ
思い出になるのが許せないだけ

すれ違う香りに
一瞬目を奪われるけど
視線は次第に伏せてしまう

風から伝わるあの日の匂いに
涙が頬をつたう

過ぎゆく季節に
思い出が重なる
記憶の中の二人だけが
色鮮やかに

一目で感じた運命は
儚くもちぎれていった
蜘蛛の糸よりも細くてもろい

日差しに揺れる影に
重ね合わせるのはあの時の姿
瞳を仰げばそこにいる気がして

浮かぶのはあの日の笑顔
時が止まったままの笑顔

声の低さも肌の柔らかさも
もうここには居ない

過ぎゆく季節に
思い出が重なる
記憶の中の二人だけが
色鮮やかに

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル PAST
公開日 2010/07/24
ジャンル その他
カテゴリ 失恋
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