|
|
|
日向
|
作詞 卓弥 |
|
さよならの前に 伝えたかった事
明日もまた一緒に....
夏の終わり 涼しげな夜
空に上がった 華の色 心地いい音
さみしげな余韻も 人混みも
全部 君が居てくれたから 綺麗だった
その笑顔が在ったから 笑っていられた
今はもう消えたよ 流れた涙の意味も
なかったのかな
さよならの前に 伝えたかった事
明日もまた一緒に....
ねぇ 一緒に帰ろう?
たった一言 その一言で君を
救えたかもしれない
まだ側にいられたかもしれない
夏は終わり 冷たい秋
厚めに羽織る上着 思い出させる
まだ君がいた時を あの時間を
静かに佇む木々に寄り掛かる
頭の中渦巻いたままの寂しさ
地面に伸びた影 日向を恐れるかのように何も
見れなかった
暖かな陽射しに 見えた気がした
あの頃出会った時の
ままの君の姿が
今そこに すぐそこに君が
本当に居るのなら
まだ側にいられたかもしれない
どんな言葉で謝るのだろう
寒さも忘れるほどに
暖かい言葉をかけて...
今此処でまた逢えたら
この日向に来てくれたなら...
何もかも 君が居たから 綺麗だった
その笑顔が在ったから 歩いてこれた
大切な想いさえ 伝えられず君は奪われていった
何処か遠くへ...
さよならの前に 伝えたかった事
明日もまた一緒に....
ねぇ 一緒に帰ろう?
たった一言 その一言で君を
救えたかもしれない
まだ側にいられたかもしれない
どうしようもなく 零れた言葉
また逢いたいよ
ねぇ 声を聞かせてよ
この一言が こんな独り言が
あの日の君に言えていたら
まだ側にいられたかもしれない
笑顔が在ったかもしれない
夏の終わり 涼しげな夜
空に響いた 花火の音 懐かしい音
さみしげな余韻も 人混みも...
あの日の匂いも そのままで...
|
|
|