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碧髪ツインテール
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作詞 卓弥 |
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ビニールに伏せられた写真に問いかける
「丁度一年前、覚えていますか?」
虚しい独りよがりのせいで零れた涙は
枯れることを知らず行き場を床へと落ちる
高すぎる丘の上 絶景の見通しが望める
こんな場所ではアノ人の住う場所は見えない
邪魔する者も 遮る者も いなくなったのに
隔てられた距離は 見えない壁は
お互いを断つ様に 心 苛める
見つめたい 手を取り合いたい
見えない目 掴めない手を
夢の中で探している
懐かしい時間割票を拾い上げては
並んだ言葉に古めかしさを覚えた
ふと気がつくと裏面に小さく綴られていた
アノ人の似顔絵と それに乗せたラブメッセージ
渡り廊下見渡せる グランドの隅から隅まで
あの場所想う度に香る青と春の匂い
もう戻れない 帰れない 歩き出せないまま
遠ざかる距離は 縮まることなく
一人きりにする様に 「今」を 築き上げる
聞こえない声 止まない泣き声
聞きたいの この鼓動の音を
代償に無くしても...
色褪せた記憶の中 暗闇の中の光の様に
包み込む温もりを
無くしたのは 消えたのは 無言の別れの所為―――――
隔てられた距離は 見えない壁は
お互いを断つ様に 心 苛める
見つめたい 手を取り合いたい
見えない目 掴めない手が
無くても
口づけて 手を取り合って
髪絡め 碧色のソレを愛撫して
抱き寄せて もう離さないで
この息が止まる程 強く抱きしめていて
この命 賭けてもいい
その姿をもう一度.....
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