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vol.30
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作詞 グレコ |
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両手を伸ばした先に
見えるわずかな 白と黒を
どれだけ君はかき消していたの?
ボリュームは上がる
この世界の 聞きあきた雑音
溶かすように
君の声も そんな色さえ
聞きたくないから
イヤホンつけたまま
手を振った さよなら
鼓動のスピード
上がる君への思いも
止まらないから
目に映るただ
一瞬だけだと信じたい
そんな声で
歌ったって
イヤホン外したら
鳥の声 虫の声 君が目の前にいたんだ
鮮やかな色だった
月が隠れて 本当の夜が始まる
きっとこれ以上
心を明るくしちゃいけない
あの人が
手を振ったすべてに
まだ 傾けられない
耳元では
パンクが流れ続ける
ボリュームを上げて
君に聞いてほしかったんだ
このフレーズを
踊るギターを
これが 僕自身の答えだから
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