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ある朝の話
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作詞 work |
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ある朝の話 日のにおいに目が覚め
夢のサイクルから外れ
今日出会うであろう木々たちの
愛しさと雄大さに憧れ
鮮やかな草葉は
自分たちが雑草であることを誇らしげに
それら全ては
神風の導きに従い揺れ動く
やがて空は
恵みや悲しみともとれる
海の雫をこぼす
空からの啓示は
木々や草葉
すべてを繋げ
知ることという
未来への明かりを運ぶ
翼をもつ者は
地面に立つ巨人にとまり
光の世界を望むのだろう
完全な自由を求む
翼をもたぬ者は
今日もまた
殺伐とした世を
駆けて行くのだろう
駆けて行くのだろう
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