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花火
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作詞 T_Kamm |
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種から蕾、そして花へ
人と同じように少しずつ
変わってゆくけれど
たったひとつだけ
蜉蝣よりも短い命と
星よりも輝く花が夏の夜空に
赤い息吹を授かって
暗い夜空に放たれ
心に響く、大きな産声と共に
七色の花びらが散る
散った花びらはどこを探しても
消えて見つからない
けれど心の中に思い出として
ひとつひとつしまわれてゆくから
一番大切な人と夏の夜
手をつないであの場所へ
高らかに響く産声に隠れて
頬にそっとキスをする
散った後に赤くなった顔を合わせて
また次の花が開くとき
夜空と僕の隣に最高の笑顔が
生まれるよ
最後の花が散るまで
寄り添っていよう、君と
また来年もここであの花を
ずっと一緒に見れるようにと
散りゆく最後の花火に願いながら
秋を少し感じた
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